内容説明
三十億年分の夢を見るという胎児の記憶が紡ぎ出す古代から未来に至る都市着色版画集。記紀万葉から前衛・思想小説までの本歌取り。宇宙大に拡大された身体感覚。「正義なるファンタジーあり地球星」の地上の規範の破砕。「極星とホームの端は詩に似たり」の銀河鉄道の夜の詩人の孤独。そして「共に棲む区切りの夏の果てにけり」の寂寥。人間の廃墟を夢見ながら、任意の縮尺の内に封じられた地図の限界を超え、都市の断崖を歩く途方もない歩行者、刮目の第一詞華集。
目次
夏
秋
冬
春
著者等紹介
芳賀啓[ハガヒラク]
1949年4月仙台生。早稲田大学第一法学部中退。日本書院、秀文出版を経て現在、柏書房代表取締役
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