茜雲 総集編―日航機御巣鷹山墜落事故遺族の二〇年

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  • サイズ A5判/ページ数 356p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784880239156
  • NDC分類 687.7
  • Cコード C0095

内容説明

今から二〇年前の一九八五年八月一二日、日航ジャンボ機が群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に激突、炎上し、五二〇名が亡くなる航空史上空前の事故が起こりました。文集『茜雲』は毎年発刊され、今年は、二〇冊目となりました。今回発刊の二〇年目の文集『茜雲』には、高齢化する遺族たちが事故の記憶を次世代に伝えたい、事故を風化させないという遺族の強い思いを詰めました。そして、亡き愛する人への変わることのない想いと遺族一人ひとり違う二〇年間の心の軌跡が記されています。

目次

茜雲第二〇集(2005年)(心の宝石箱;もう一年、また一年 ほか)
茜雲第一集(1986年)(泣いているお星さま;夢ならさめてほしい ほか)
茜雲第二集(1987年)(その日まで;教えて、あ・な・た ほか)
茜雲第三集(1988年)(主人がいたら…;叫びは永遠に ほか)
茜雲第五集(1990年)(飛行機に乗って天国に行ったお父ちゃん;頑張っています ほか)
茜雲第六集(1991年)(キャンバス;いのち ほか)
茜雲第七集~一九集(1992~2004年)(空の安全危機管理の大切さを考える;あなたに ほか)
鎮魂の鈴
アピール・声明
8・12連絡会のあゆみ―経過報告(抜粋)「8・12連絡会」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らぴ

3
遺族が想いを綴った文集。女性は「つらい、かなしい、でも子供のためにがんばる」という文章が多いのだけれど、男性はあまり感情的にならず淡々と綴っている人が多く、それが余計に涙を誘う。タカラジェンヌの友人(北原遥子)への黒木瞳の手紙に「おいおい……」とちょっと突っ込んでしまった(^^;; 2011/05/31

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

2
☆…数少ない、私が読書をして涙が止まらなかった本です。残念ながら私はこの事件の詳細は知りません。でもここにある遺族の悲しみ、怒り…それがひしひしと文章から伝わってくるのです。この事件は絶対に風化させないでほしいです。2009/01/25

Ryuji Saito

0
2015年82冊目。2015/08/25

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