内容説明
いなかで過ごしたあのなつかしい時間。毎日が発見でした。おばあちゃんの家に来てから帰るまでの日々を全編すべて回文という、どちらから読んでも同じ文でつづった、おとなにも子どもにもノスタルジーと楽しい言葉遊びのものがたりです。
著者等紹介
落合正子[オチアイマサコ]
回文作家。静岡県三島市出身。東京女子大卒。長文でも無理がなく、わかりやすい回文には定評がある。47都道府県の各特徴を織り込んだ「回文紀行」が各メディアで紹介される。読売文化センター講師などを務め、言葉遊びの普及に尽力する。回文俳句や、干支を織り込んだ回文年賀状など、多数の回文作品の他、雑俳結社「揚巻きの会」のメンバーで、日本語ならではの、面白く伝統的な言葉遊びや短詩文芸にも造詣が深い
久里洋二[クリヨウジ]
アニメーション作家。福井県鯖江市出身。文化学院卒。油絵「鎌倉カーニバル」の二科展での特選を皮切りに、その多彩な芸術作品で、世界や日本の数々の賞を受け、世界各地の作品展も高い評価を得る。かつて18年間、日本テレビ「11PM」で毎週新作アニメを発表しつづけた。NHK「みんなの歌」でも愛されるアニメが記憶に残る。アニメ「人間動物園」でヴェネチア映画祭金賞をはじめとし、国際映画でも突出した業績がある。多岐にわたる活動と画期的な作品は、日本美術界のパイオニアである。紺綬褒章、紫綬褒章を受けたあとも精力的に活躍中。日本アニメーション協会名誉会員
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