目次
出発前に
薬について知るべきこと
予防
何が問題か診断していくこと
病気と怪我のための全身ケア
生命を脅かす緊急時
頭と鎖骨(首と背中)の怪我
出血
熱傷
ショックと失神〔ほか〕
著者等紹介
ダフ,ジム[ダフ,ジム][Duff,Jim]
英国の北方地域で成長した。14歳からロック・クライミングを始め、10代の時には、既にその地域の救助チームのメンバーに選ばれ、幾多の山岳救助活動に加わった。また、ヒマラヤでの7つの遠征を行い、二つの遠征隊では隊長を務め、二つの初登頂を成し遂げている(1976、チャンガバン南東壁、クンブツエ西稜、ソロ、1984)。エヴェレスト・ノースコルの初トラバースも1984年に成し遂げている。1975年エヴェレスト南西壁、1984年エヴェレスト北壁の二つの新ルート開拓では医師兼隊員として活躍した。また、1978年のK2西稜遠征ではチームの一員であった。1977年にはペリチェのヒマラヤ救助協会で、1997年には、マナンのヒマラヤ救助協会で働いた経験がある。また、20年間以上もヒマラヤのシェルパに、高所や人里離れた地域においての薬の処方を指導してきた。1997年に国際山岳ポーター権利擁護団体を設立し、ポーターの処遇改善のために働いている。また、現在はネパールのエヴェレスト国立公園ゴーキョ渓谷でポーターの宿泊施設の建設に関わっている
ゴームリー,ピーター[ゴームリー,ピーター][Gormly,Peter]
オーストラリア政府南極大陸関係部局で、永年、安全対策応急処置、健康管理などの業務に従事してきた。と同時に、「オーストラリアの南極大陸の研究ガイド」を出版し、その功績により、1991年にはオーストラリア南極大陸栄養功労賞を受賞した
安田一郎[ヤスダイチロウ]
1942年10月東京生まれ。1978年ガネッシュ・ヒマール4峰初登頂(ネパール)。1982年プルビチャチュ峰初登頂(ネパール)。大阪府勤労者山岳連盟顧問。日本ヒマラヤ協会会員。現在大阪市天王寺区在住
野納邦昭[ヤノウクニアキ]
1944年1月生まれ。1968年岡山大学医学部卒業。1974年アリナトニテイバ峰遠征(インド)。1978年パビール峰遠征(ネパール)。1982年プルビチャチュ峰遠征(ネパール)。1982年函館移住。日本山岳会会員。函館赤十字病院副院長
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- 和書
- 煙が水のように流れるとき