目次
1 新ファッションタウン誕生物語―原宿エイエイオーから日暮里ニポカジまで
2 長期大不況と流行
3 全体のデザイン(シルエット、スタイリング)を決定する要素
4 カジュアル革命とピーコック革命
5 俗説流行時差の解剖
6 部分のデザイン(ディテール)と全体のデザイン
7 概念反転1→2→3→2→1の法則
8 要素の反転が商品アイテムの本命を替える
9 機能性(季節感)のアト理屈
著者等紹介
宮本悦也[ミヤモトエツヤ]
1931年生まれ。44年都立22中入学。東京空爆で岡山県立(備中)高梁中学校2年に転入。48年日本電気入社。54年日刊電通関西支社長。家電・通信の予測コンサルタントとして活躍。60年松下電器が横浜に松下通信工業をつくるのでアドバイスして欲しいと言われ、予測を実行できるならと収入が10分の1になるのも厭わず入社。有名なケイタイ・ポケベル・音声合成・トラフィックレコーダー等々の需要を予想し商品化に成功する。予測理論の体系化のため64年早稲田大学夜学部入学。70年同大学院芸術学科卒。69年婦人服飾コンサルト開始。靴・鞄・帽子・時計・アクセサリー、紳士・子供・ベビー・スポーツウェアをコンサルタント。74年から流行学の予測理論による商品企画・生産・販売を3年間ずつ実験。原宿・青山・北心斎橋・アメリカ村・プランタン銀座などのファッションスポット化に成功。その間、全国統計があれば、運転免許もなく下戸で音痴でも大丈夫だと、自動車・味(タバコ・酒)・レコードの販売数量を分析
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