内容説明
自然は、たくさんの恵みを与えてくれるけれど、危険もいっぱい。お母さん鹿の忠告も聞かず、おいしいハチミツを探しに出かけた好奇心旺盛な子鹿は、ハチに襲われて、目が見えなくなってしまいます。なんとか子鹿を助けてやりたいと、知恵をしぼったお母さん鹿がとった方法とは…?親子の愛情と、人間と動物の友情に満ちた、アルゼンチンの心温まる物語です。
著者等紹介
キロガ,オラシオ[キロガ,オラシオ][Quiroga,Horacio]
1878年ウルグアイのサルト市に生まれる。主にアルゼンチンで作家活動を展開したが、ブエノス・アイレスだけではなく、彼が深く愛するミシオネス地方のジャングルでの暮らしも長かった。1937年没
デルフィニ,パブロ[デルフィニ,パブロ][Delfini,Pablo]
1959年にアルゼンチンのブルサコに生まれる。ブエノス・アイレスの美術映画学校で学んだ後、カナダのビクトリア大学、及びスペインのベタンソス現代版画学校で、現代版画を学ぶ。中国、台北、ベルギー、ユーゴスラビア等の各国際展示会に数多く参加。また、アルゼンチン国内では数々の賞を獲得。現在は、版画製作の傍ら、美術教育、アニメーション映画やイラストレーションの製作等、幅広い分野で活躍をしている
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