内容説明
ブラジルのジャングルのお話です。お月さまの出ない夜、うっそうとしたジャングルは、鼻先も見えないほど真っ暗になってしまいます。そんな時に動物たちを助けるのはほたるでした。ところが、一旦お月さまが空に昇ると、もう動物たちはほたるには見向きもしません。それどころか、ばかにさえするのでした。そのような生活にいやけがさしたほたるたちは、とうとうストライキを起こしてしまいました。ほたるを頼りにしていたジャングルの動物たちは、大変困ってしまいましたが、ほたるに対する思いやりを反省する良い機会となりました。「第7回絵本翻訳コンクール(春の部)」優勝作品。
著者等紹介
わだいつお[ワダイツオ]
和田伊付奥。東京都世田谷区在住。新世研主催による「第7回絵本翻訳コンクール(春の部)」優勝
カルヴィ,ジャン[Calvi,Gian]
イタリア生まれ、現在はブラジルに在住しています。個性の強いイラストが印象的です。邦訳作品は何作かありますが、当社からは1999年に『グラグラ』が出版されています
レウジンゲル,マリア・アリセ[Leuzinger,Maria Alice]
ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ在住。数多くの作品を著わして活躍中です
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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- 和書
- 異物混入 角川文庫