内容説明
中国で行方不明になった父親を探すため、愛馬西風と猛獣稲妻を従えた山内日出男少年の上海からの冒険活劇が始まる。正義の人日出男少年は、英雄豪傑と出会いながら、さらにモンゴルも越えてエニセイ河にまでやって来たのだが…。
著者等紹介
池田芙蓉[イケダフヨウ]
1896年12月9日、鳥取県日野郡日南町生まれ。本名は池田亀鑑。鳥取師範学校を経て、東京高等師範学校、さらに東京帝国大学文学部を卒業。この間、雑誌に池田芙蓉そのほかのペンネームで少年少女小説を発表。1948年、東京大学より「古典の批判的処置に関する研究」で文学博士の学位を得る。日本古典文学および近代文献学の研究者として、東京大学教授の他に、二松学舎専門学校や大正大学、立教大学などの教授を歴任。1956年12月19日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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