内容説明
北方の海岸のちいさな町を舞台に、親が子を思う心を人魚で描き、鬼のような心になってしまう人間を年寄り夫婦で描いた、代表作「赤いろうそくと人魚」。その他、小川未明の故郷を思わせる北国の児童文学集。
著者等紹介
小川未明[オガワミメイ]
1882年4月7日、新潟県上越市生まれ。父登晴は榊原藩の下級武士。高田中学を中退し、1901年に上京。東京専門学校に入学。在学中に小説を発表。1905年に早稲田大学英文科を卒業。創作活動と編集の仕事をするが、すぐに専業作家となる。童話雑誌『赤い鳥』寄稿後、童話や少年少女小説の執筆が多くなり、童話作家としての高い評価を得る。第二次世界大戦後は、創立された日本児童文学協会の初代会長。1961年5月11日に脳溢血で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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