内容説明
江戸から明治へかわるころ、おやかたが作ったやきもののカエルたちはまるで生きているよう。いいえ、おやかたと話しもできたのです!永遠のいのちをもらったカエルたちとおやかたの感動の物語!
著者等紹介
かわいゆう[カワイユウ]
1964年大阪府枚方市生まれ。博士(家政学)。一般社団法人現代風俗研究会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
a*u*a*i*n34
11
日本の職人への愛が詰まったファンタジーです。モノを作る人達には尊敬の念しかないので、大変面白く読みました。独特の仮名遣いもまたよい味です。2024/07/30
浅香山三郎
11
『さきちゃんの読んだ絵本』がやや自伝的な作品と思はれたのに比して、本作は職人技、職人芸の素晴らしさを伝へることがひとつのテーマになつてゐる。カエルたちをモティーフにした作品も実在するのだといふ。童話の言葉が読者に与へる、ゆたかなイメージのちからによつて、著者の試みがうまく結実してゐることが感じられる。2020/01/03
霜月什緑
1
色の美しさ、形の美しさ、言葉の美しさ、心の美しさ、さまざまな美しさが込められている作品。カエル達の会話が可愛らしくて、職人達の愛情が愛しくて、とても温かい気持ちになりました。2022/09/15
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