ダンサーは消える

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880084763
  • NDC分類 799.04
  • Cコード C0073

内容説明

舞台の上の一線を越える苛烈さにも、日々の生活の機微の中にも、たちあらわれてくる「踊る身体」。そのうつろいゆく肌理を精確に把握すること。ダンサー室野井洋子の40年にわたる実践の中で綴られた、踊り、身体、稽古の言葉。

目次

1 ダンサーは消える(舞台に立ちあらわれてくるもの;歩行 ほか)
2 サキに進む(サキに進む;グーとパー ほか)
3 踊る身体(舞・稽古帖;踊る身体)
4 余暇暦(余暇暦;透徹するモアレ ほか)
5 季節(季節を踊る;季節)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙狸

3
2018年刊。前年に58歳で死去したダンサー室野井洋子さんの遺稿集。野口整体にも関わっていたというので関心を持って読んだ。身体の微妙な感覚を言葉で表すという、困難な試みの産物といえるのだろう。印象に残ったのは、アマとプロの違いを論じたくだり。アマチュアの喜びは、それによって「新しい自分」を発見すること。一方、プロフェッショナルにとってはもう自分などどうでもよく、「新しいそれ」の発見にしか喜びを見出せなくなるーという。 2019/05/14

kentaro mori

2
このダンサーのことは知らなかった。もう亡くなっていると知った。youtubeで映像を観た。凄まじい踊りだと思った。⚫️てのひらを一枚にして返すと/世界が変わる/世界とはそんなもの/てのひらにはほんの一瞬が/人間には大きい⚫️目的のない動きはあるか。/行く先のない歩みはあるか。/意味のない動作はあるのか。(・・・)体が消えてしまう/手が行ったきり戻らない。/手が物をまたいで消えてしまう。/目的を半分にする。2018/12/31

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