内容説明
たまさんは背にリュック一つのっけて村から村へ語り手を求めてまだまだ歩く。「ことば」の源へのあくなき好奇心、通説をひっくりかえすユニークな考察。豊かなことばの世界が心に響いてくる。『鶏が鳴く東』に続く「ことばの旅」第2弾。
目次
1 住み(住み;死ぬ;猫また;火のはな;端;かいすき;デマ;蔵;きなくさい;ちょうな;ベロベロカベロ)
2 よばい(よばい;ズリ;こし;はる;こ・お;右・左;泣き虫;煤;くつ;茶うけ;粥;杓子;へら;糊)
3 動物(カワセミ;ハビラ;アメンボウ;アリジゴク)
4 植物1(カヤ;コブシ;ハゼノキ;ソバノキ;ドングリ;コメ;ハギ;ナツハゼ;ウバユリ;イチイ;シダミ;くさ;かぐま刈唄)
5 植物2(カタクリ;タンポポ;ウツボグサ;ヒル;ホタルブクロ;コシキイチゴ;ホオズキ;チチパベンケイ;ハシバミ;ぬすびと;ネコヤナギ)
著者等紹介
斎藤たま[サイトウタマ]
1936年、山形県東村山郡山辺町に生まれる。山形県立東高等学校定時制を卒業後、東京渋谷の書店に勤める。1971年、勤めをやめ、子ども遊びの収集に入る。埼玉県秩父市浦山の過疎部落に28年余り暮らした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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