目次
第1部 プロレスの歴史から何が見えるか(プロ柔道―一九五〇年、「見せる柔道」の顛末;「馬場さん」はいつでも一六文キックだった ほか)
第2部 プロレスによって何を表現できるか(四角いマットに身体と生き様を描いて―障害者プロレス「ドッグレッグス」の位相;プロレス映画に魅せられる)
第3部 女子プロレスはどこに向かっているのか(女子プロレスラーのコスチューム考―スポーツ、身体、エロティシズム;仮想戦闘美少女と女子プロレス―エロスの二次元、そして三次元 ほか)
第4部 プロレスは地域とどう密着しているのか(プロレスの可能性―体験としてのプロレス;石倉道場興行観戦記―肉体と身体能力のぶつかりあいを楽しむ男たちの饗宴 ほか)
第5部 音楽・芸能・政治はプロレスといかに関わっているか(プロレスラー入場曲が世間に残した爪痕;芸能としてのプロレス ほか)