内容説明
現代の底流に潜む地場を横断的に検証する新シリーズ第一弾。強から弱への変奏の技法!ダンス・音楽・ライティング・信仰からみる、マイノリティの実践の妙技。
目次
メトロポリスの圏内/外(ドミニカンヨーク・オン・ムーヴ(三吉美加)
ニューヨーク/クラブ・カルチャー(池戸亨)
トロント/カリビアン―カリバーナ・フェスティバル(粟谷佳司) ほか)
語りえぬ“フィールド”から(スリナムの黒人音楽―意味の(不)透明性/遠近法的な文化のイメージ(岩田晋典)
カリブ海地域の女性たちの「語り」(石塚道子)
神々の「物質化」、あるいはキューバのマルクス(大杉高司) ほか)
トランスナショナルな同時間性(リプレゼンテーション・バトル―「ラテンアメリカ美術」の現在(石川麻矢子)
「諍いの風景」―インナーシティで生まれた文学群から(本山謙二)
小さな灰色のタイプライター―喪失と希望のあいだで(浜邦彦) ほか)
著者等紹介
杉浦勉[スギウラツトム]
東京外国語大学教員。スペイン語圏の文学・文化専攻
鈴木慎一郎[スズキシンイチロウ]
人類学、カリブ海研究。信州大学助教授
東琢磨[ヒガシタクマ]
音楽評論家。東京外国語大学非常勤講師
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感想・レビュー
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