内容説明
その時、著者は52歳、結婚28年。アルコール依存症の夫とついに離婚。すべてを捨てて、愛犬のハスキーとともにトルコへ。和食レストランを始める。立ち退き、ガス爆発、大地震と、災難は続くが、トルコの人々の友情に助けられながら暮らした7年。今だからこそ、人生をやり直せる。イスタンブールより、感動のライブ・エッセイ。
目次
1 イスタンブールの七年(さらば故郷;イスタンブール;親子の文通;塞翁が馬;ゼキ先生との再会 ほか)
2 イスタンブールの忘れ得ぬ人々(ラフマジュンのアリさん;レストランの手品師;風の如く去りぬ;熱血先生ゼキ;駐車場のスドゥック)
著者等紹介
加瀬由美子[カセユミコ]
1943(昭和18)年3月千葉県流山町(現・流山市)で出生。61年東京都世田谷区・私立佼成学園女子高等学校卒業後、第一相互(現・わかしお)銀行に入社。64年流山町役場(現・市役所)に転職、タイピストとなる。67年結婚、退職。その後一女一男を出産。73年三〇歳で野田タイピスト教室を開業。一九年間タイピストやワープロオペレーターを養成し印刷業も営む。この間、作家西条道彦氏のフリーライター養成講座に入門(90~92年)。92年タイプ・ワープロを廃業し初のトルコ旅行に。帰国後、都内の印刷出版会社と千葉県の工場でそれぞれ五ヵ月ずつ働く。95年イスタンブールに移住。五二歳でアンカラ大学付属トルコ語学校卒業。96年かせレストラン開業。その後五年間に三回、和食レストランを立ち上げる。現在は和食コンサルタント業のかたわら、ボランティアで通訳をしている。イスタンブール在住
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