僕は走って灰になる―ＴＥＮ ＹＥＡＲＳ ＡＦＴＥＲ （増補新版）

鈴木 博文【著】

新宿書房（1998/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 245,／高さ 20cm
• 商品コード 9784880082493
• NDC分類 764.7
• Cコード C0073

内容説明

東京でいちばんのカルト・バンド、ムーンライダーズのロック詩人による、東京・羽田の湾岸ロックタウンからの通信（メッセージ）。

目次

湾岸スタジオ物語
ビートルズ・メモリー
ＦＯＵ’Ｓ　ＲＯＣＫ　ＦＩＬＥ
ＷＡＮ‐ＧＡＮ　ＫＩＮＧ―ｐｏｅｍｓ　ａｎｄ　ｐｈｏｔｏｓ
ぼくがいた場所―博文日記１９７９‐１９８３より
ＴＥＮ　ＹＥＡＲＳ　ＡＦＴＥＲ―ボクガ　イマ　ココニ　イルッテコト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[匠]

僕が持ってるのは父の蔵書からもらったものなのだが装丁が全く違っていて、ペパーミントブルーのカバーに文字はカバーを外した本体と同じローズピンク。今も活躍するバンド、「ムーンライダース」を率いる鈴木慶一の弟でありギターメンバーでもある鈴木博文が綴る本書は、彼の生い立ちから始まってビートルズの多大な影響を受けた青春時代、そしてバンド結成秘話と当時のミュージシャンについてのエッセイ、彼が作詞した詞と日記で構成され、ファンには読み応えたっぷり。時代的に僕が生まれる前の内容なので個人的にはすごく貴重な音楽資料の１つ。

2014/03/28

[林 一歩]

博文氏の紡ぎだす詞はメロディーの有無関係なく繊細で鋭くて心地良い。

2013/04/10