内容説明
動物の死体を食べ、女性を消費する父権制社会を文学、言語、戦争、身体、差別文化などから分析し、〈隠喩としての肉食〉を暴くスリリングな衝撃作。
目次
第1部 肉食の父権的テキスト(肉食という性の政治学;動物のレイプ、女性の屠殺;仮面をかぶせた暴力、無言化された声;肉体となった言葉)
第2部 ゼウスの腹の中から(解体されたテキスト、解体された動物;フランケンシュタインの怪物はベジタリアン;フェミニズム、第一次世界大戦、近代のベジタリアニズム)
第3部 米を食べ女たちに信頼を(ベジタリアニズムのからだの歪み;フェミニズム―ベジタリアニズム批評のために)
エピローグ 父権的消費を不安定にする
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