出版社内容情報
《内容》 日頃の臨床の中で腹痛の鑑別診断とその対策に苦悩している方へ正しい情報を提供するため、実際に診療に従事している専門家達が腹痛に関して知っておくべき全てが網羅できるよう執筆。腹痛の診断と病態把握、さらにそれに基づく適切な治療法を最新の知見をまじえて解説した。
内容説明
“腹痛”は日常臨床でよく遭遇する症状であるが、種々の疾患に由来するため、正しい診断と適切な対応が要求される。腹痛の診断と病態把握、それに基づく適切な治療法についての最新情報を提供し、日常の臨床の場で役立つことを願って本書を企画した。
目次
腹痛をきたす疾患と腹痛のメカニズム
急性腹症に対するアプローチ
消化性穿孔(消化性潰瘍を含む)
イレウス
急性虫垂炎ならびに鑑別を要するその他の疾患(憩室炎・腸管膜リンパ節炎など)
腹痛をきたす肝胆道疾患の診断と治療
急性膵炎とその他の膵疾患
食中毒など消化管感染症と炎症性腸疾患(好酸球性胃腸炎・Sch¨onlein‐Henochを含む)
腹部血管障害と腹膜疾患(腸管膜脂肪織炎・SBPを含む)
産婦人科領域の腹痛〔ほか〕