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内容説明
浅麻酔、筋弛緩薬の導入とともに、麻酔下の患者の覚醒認識、意識と痛みの問題が注目されるようになってきた。本書は極めて今日的なこの問題を検討すべく1986年に開かれたワークショップに出席した人々により執筆されたものである。本書は、臨床ならびに神経生理学的な見地からだけでなく、心理学、法学的見地からも検討が加えられた先駆的、画期的な書物である。
目次
麻酔―感覚の喪失、歴史的な背景の紹介といくつかの定義
意識の状態―人間性の考察
臨床的方法による意識の捕捉
臨床徴候と自律神経の反応
麻酔状態と昏睡状態での脳波と反応性の検出
処理前の脳波
中央脳波周波数
脳機能解析モニター―方法原理と可能な使用法
麻酔中の患者の体動を予測するための脳波の有用性
睡眠時および麻酔中における筋電図、脳波のゼロ交叉周波数と平均積分電圧の分析〔ほか〕