内容説明
薬物療法を安全にしかも効果的に行うにはどうすればよいのか?本書は、臨床医が患者に薬物治療を行う際に、いかにすれば適切な効果が得られるか、その機構について、複雑・難解な数式を用いることなく、臨床的概念を背景に据えながら懇切丁寧にわかりやすく解説した、薬物動態学の恰好の入門書である。
目次
体の区画と分布容積
指数関数的動態と半減期の意味
薬の排泄機構
静脈注射
経口投与
筋肉注射
薬の長期投与―薬の蓄積程度
薬の長期投与―蓄積の速度
活性代謝産物の薬物動態および治療上の意義
血清または血漿蛋白質と薬の結合
非線形薬物動態学
血清または血漿薬物濃度の臨床的利用
薬物動態学における薬の相互作用―臨床問題への手引き
薬物動態学上の薬の相互作用―そのメカニズム
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