出版社内容情報
《内容》 本書は「ATL--病態・治療・予防--」の全面改訂版である。著者は初版と同じようにHTLV-1関連T細胞腫瘍は成人T細胞白血病・リンパ腫(Adult T cell Leukemia Lymphoma:ATLL)と呼び、そのなかで急性ATLは急性型としてリンパ腫型と対比して記載している。急性型は本来白血病になるような増殖のしかたをする点で、悪性リンパ腫像を呈するリンパ腫型とは異なるが、なぜ白血病になるのか。白血病になるメカニズム、その病理について詳しく解説。さらに、今回は従来なかった急性型の診断基準が作成されており、かつ、長崎県における診療の成果が詳しく述べられている。
《目次》
第1章 ATLとレトロウイルスの発見
第2章 成人T細胞白血病・リンパ腫(ATLL)の名称と新分類の提案
第3章 成人T細胞白血病・リンパ腫(ATLL)の臨床-血液・検査・病理-
第4章 ATLLの“病理”と病態生理
第5章 ATLLの病型分類と診断に要する検査
第6章 ATLLの免疫不全・合併症・経過・死因
第7章 ATLLの治療
第8章 HTLV-1とATLLの発症
第9章 HTLV-1感染の特徴・経路と感染予防
目次
第1章 ATLとレトロウイルスの発見
第2章 成人T細胞白血病・リンパ腫(ATLL)の名称と新分類の提案
第3章 成人T細胞白血病・リンパ腫(ATLL)の臨床―血液・検査・病理
第4章 ATLLの“病理”と病態生理
第5章 ATLLの病型分類と診断に要する検査
第6章 ATLLの免疫不全・合併症・経過・死因
第7章 ATLLの治療
第8章 HTLV‐IとATLLの発症
第9章 HTLV‐I感染の特徴・経路と感染予防
著者等紹介
木下研一郎[キノシタケンイチロウ]
1965年長崎大学医学部卒業。1966年長崎大学医学部原研内科入局。1978年長崎大学医学部原研内科助教授。1986年国立長崎中央病院内科医長。1995年長崎県離島医療圏組織、対馬いづはら病院院長。2000年長崎県諫早市、恵寿病院院長。現在、日本血液学会、日本臨床血液学会、日本リンパ網内系学会各評議員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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