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出版社内容情報
《内容》 20世紀後半より光を用いて生体の機能や構造を計測する「光診断法」が急速に発展している。
その中で「近赤外分光法」(near infrared spectrocopy):NIRSは最も実用化が進んでいる光診断法の一つといえる。NIRSは脳の酸素代謝や血液循環の変化をリアルタイムに、かつ無侵襲に測定できるという大きな利点を有している。さらにPETやMRIと比較するときわめてコンパクトであり、また低コストということも医療現場で働く臨床医にとっては大きな魅力になっている。
本書は「日本脳代謝モニタリング研究会」が中心となり、臨床医が医療現場でNIRSを使用していく上で必要な知識をまとめたものである。
《目次》
基礎編
第1章 基礎原理Q&A
臨床応用編
第2章 麻酔・心臓外科
第3章 脳外科、救急救命、ICU
第4章 脳機能モニタリング
第5章 小児科、総論
内容説明
本書は、臨床医が医療現場でNIRSを使用していく上で必要な知識をまとめたものである。前半は基礎編、後半は臨床応用編の二つから構成。基礎編では、これからNIRSの使用を考えている臨床医の為に、NIRSの基礎原理、測定上の注意点あるいはデータの読み方などをQ&Aの形式で述べる。臨床編では、脳神経外科、麻酔科、胸部外科、小児科、救急科などの分野におけるNIRSのエキスパートの先生方にまず概論を述べてもらい、そして最新の応用例について紹介している。
目次
1 基礎編(基礎原理Q&A)
2 臨床応用編(麻酔・心臓外科;脳外科、救急救命、ICU;脳機能モニタリング;小児科、総論)