出版社内容情報
《内容》 近年、血液学のなかでも白血病に関する研究と診療は飛躍的な進歩をとげた。その進歩の代表的なものは何といっても分子生物学の導入である。 診断の面で多数の簡便正確な方法が登場しつつあるし、治療の面では多くの遺伝子組換え物質が臨床の現場で応用されはじめた。 本書は、このような進歩をふまえて白血病の日常診療にすぐに役立つよに、平易にかつ詳細に解説された、臨床医の必携の書。
目次
1 白血病概論
2 白血病の成因
3 白血病の疫学
4 白血病の分類
5 急性白血病の臨床像と血液像
6 白血病の細胞病理
7 急性白血病の治療
8 慢性骨髄性白血病
付 若年型慢性骨髄性白血病
9 慢性好中球性白血病
10 慢性リンパ性白血病
11 hairy cell leukemia
12 prolymphocytic leukemia
13 成人T細胞白血病
14 骨髄異形成症候群