出版社内容情報
《内容》 第一線の小児科臨床医が日常もっとも多く接する疾患としての感染症。 その小児感染症について「臨床医がもっとも必要とする知識とは何か?」を主題として本書は執筆された。 総論に終わることなく、感染症各々についての具体的な診断・鑑別法、必須の薬剤である抗菌剤の処方例を多く盛りこんだ治療法。 小児専門医のみならず、小児に関わるすべての医家諸兄に必携の書といえよう。
目次
1 小児科領域の感染症(感染症の診断;外来でしばしば遭遇する感染症;伝染性疾患;入院を要する感染症)
2 化学療法剤(抗生剤の発達;各種抗生剤開発の現状とその特徴;小児への抗生剤投与の原則―経口剤・注射剤の使い分け;抗生剤選択に考慮すべきこと;投与量および投与回数;外来に用意すべき経口抗生剤)