出版社内容情報
《内容》 本書は米国精神医学会(DSM-IV特別委員会)による総説集の完訳である。
心理的要因(抑うつなどの精神症状、性格特徴、対処行動、コンプライアンスなど)と身体疾患との関連をエビデンスに基づいて解説されており、ヘルスケア・身体疾患治療スタッフおよび身体疾患患者の心のケアに関わる専門家の方々のための必携の書。
《目次》
第1章 身体疾患に影響を与える心理的要因とDSM-IV(概説)
第2章 心臓血管疾患I(冠動脈疾患と突然死)
第3章 心臓血管疾患II(冠動脈疾患と突然死および高血圧)
第4章 神経疾患(うつと脳卒中、多発性硬化症、パーキン病、てんかん)
第5章 癌の発症と進行
第6章 胃腸疾患
第7章 皮膚疾患
第8章 肺疾患とリウマチ類縁疾患
第9章 終末期腎疾患
第10章 内分泌疾患
第11章 身体疾患に影響を与える心理的要因(まとめ)
内容説明
本書は、伝統的な心身医学研究、精神保健研究、精神生理学研究、コンサルテーション・リエゾン精神医学を包括的に取り上げ、心理的要因が身体疾患に与える影響の知見を整理している。
目次
身体疾患に影響を与える心理的要因とDSM‐4―概説
心臓血管疾患(冠動脈疾患と突然死;冠動脈疾患と突然死および高血圧)
神経疾患―うつと脳卒中、多発性硬化症、パーキンソン病、てんかん
癌の発症と進行
胃腸疾患
皮膚疾患
肺疾患とリウマチ類縁疾患
終末期腎疾患
内分泌疾患
身体疾患に影響を与える心理的要因―まとめ
著者等紹介
細田真司[ホソダシンジ]
松江市立病院精神神経科副部長。1983年金沢大学医学部卒業。1983‐85年東京大学医学部付属病院精神神経科。1985‐90年南埼玉病院精神科。1990‐98年国家公務員共済虎の門病院精神科。1998‐99年鳥取大学医学部付属病院精神神経科。1999年‐現在、松江市立病院精神神経科。インターフェロンによる精神症状に関する臨床研究により東京大学医学博士取得
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