死の欲動―臨床人間学ノート

死の欲動―臨床人間学ノート

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880024233
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》  著者の診療ノートによると、4割の患者に深刻な自殺念慮が認められている。  今日、死への衝動が人の心に反復して回帰する時代となり、幼い心にさえ破壊衝動が暴発し、不気味な事件が連続している。  本書は、著者が直面した「死に憑かれた自我」に対して、先端医学と技法主義のなかで忘れ去られようとしている、医学の原点、「人間」への回帰を試みた問題作である。    《目次》 第一部 臨床編 症例 フユコ/「みえないもの」─方法論的エッセイ/症例 ヒカリ 第二部 理論編 自殺の精神分析─フロイトの「死の欲動」論をめぐって/自殺の倫理学─「死ぬ権利」をめぐって/自殺の精神療法 第三部 臨床ノート

目次

第1部 臨床編(症例 フユコ;「見えないもの」―方法論的エッセイ;症例 ヒカリ)
第2部 理論編(自殺の精神分析―フロイトの「死の欲動」論をめぐって;自殺の倫理学―「死ぬ権利」をめぐって;自殺の精神療法)
第3部 臨床ノート(「自由」について;「自殺」について;「欠如」感覚 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雅人

0
フロイトの死の欲動という概念についてと、死ぬ権利について、臨床例を参照しながら論じる。生は常に、生の欲動と死の欲動とのせめぎあいの中にあるという解釈がとても興味深い。2015/08/07

こえん

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再読。10年近く前に読んだ覚えが。2010/02/27

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