出版社内容情報
《内容》 平成11年8月13日付の朝日新聞は「不登校最多の12万8000人」と報じている。これは文部省の学校基本調査についての発表の報道である。調査としては30日以上欠席した子どもを不登校として数えているが、これは中学生では約50人に1人の割合に相当し、40人1クラスからすると、ほぼ各クラスに1人いる計算となる。この本は、不登校を小児科医の立場から、小児精神科医の立場から、教師の立場から、臨床心理士の立場から、と具体的症例を含めて書いた。 《目次》 1.小児科医として不登校児に小児科医はどのようにして遭遇しているか/症例提示/小児科医として不登校児への対策2.不登校の臨床-小児精神科医として-症例提示3.「登校拒否」-教師の立場から-小学校における不登校の実際/不登校への対応/通級指導教室のカウンセリング/今後の課題4.不登校についての一考察-臨床心理士の立場から-不登校はなぜ生じるのか?/治療的関わり/不登校の症例
内容説明
平成11年8月13日付の朝日新聞は「不登校最多の128,000人」と報じている。本書は、不登校を小児科医の立場から、小児精神科医の立場から、教師の立場から、臨床心理士の立場から、と具体的症例を含めて書いたものである。
目次
1 小児科医として(不登校児に小児科医はどのようにして遭遇しているか;症例提示 ほか)
2 不登校の臨床―小児精神科医として(症例提示)
3 『登校拒否』―教師の立場から(小学校における不登校の実際;不登校への対応 ほか)
不登校についての一考察―臨床心理士の立場から(不登校はなぜ生じるのか?;治療的関わり ほか)
まとめ
著者等紹介
松本辰美[マツモトタツミ]
東海大学医学部精神科
杉浦ひろみ[スギウラヒロミ]
公立小学校教論
武居正郎[タケスエマサオ]
武蔵野赤十字病院小児科部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。