内容説明
本書は、パニック障害について概説するとともに、臨床の場で役立つ本障害の理解と治療にいささかでも貢献したいとの願いをこめて書かれたものである。
目次
1 パニック障害とはどのような障害か
2 パニック障害の診断―DSM‐III Rの診断基準から
3 パニック障害の疫学
4 遺伝歴および病前性格
5 初発症状および発症状況
6 パニック障害の病像とその変化
7 パニック障害の4類型
8 パニック障害の経過・予後
9 パニック障害の治療
10 パニック惹起物質およびパニック障害の病因仮説