出版社内容情報
《内容》 近年の生殖内分泌学の飛躍的な進歩に伴い、GnRHアナログの臨床応用は、現在の適応範囲(子宮内膜症、早発思春期)を超え、広く性ホルモン依存性の疾患、避妊などへの有効性が期待されている。 さらに将来的には、その下垂体外作用を利用しての腫瘍の治療などにも応用が可能となるであろう。
目次
基礎編(GnRHの分泌調節;GnRHの律動的分泌;下垂体細胞のGnRHレセプター;下垂体細胞におけるGnRHの分子レベルでの作用機構;GnRHの化学と生合成;脊椎動物におけるGnRH;GnRHアゴニスト;GnRHアンタゴニスト;GnRHアゴニスト剤型;GnRHアナログの下垂体以外への作用)
臨床編(概説;産婦人科領域;小児科領域;泌尿器科領域;その他の臨床応用の可能性のある分野―Ovarian protection;GnRHアンタゴニストの臨床応用への展望)