出版社内容情報
《内容》 今日、市販の輪液剤は150余種もあり、商品は400を越しているなかで、その用い方を全て具体的に説明されたものはない。本書はこれらをすべて網羅し、分類してその適応を述べた。同一薬品で多数の市販品がある場合には巻末の表から選んで表に記入して用い、実際の医療に対応してまとめられている。症状からの診断そして治療実践での用い方などきめ細やかな解説は、臨床医の方々に満足して頂ける好適書である。
内容説明
本書は市販の輸液薬剤をすべて網羅し、分類してその適応を述べた。同一薬品で多数の市販品がある場合には読者が巻末の表から選んで本文中の表に書き込めるようにした。この医薬品情報を取り囲んで第1章に輸液診断の基礎では症状からの診断を、第4章輸液療法の実際では治療実践の場での輸液剤の用い方を述べた。
目次
1. 輸液診断・治療の基礎(体液調節系のメカニズム;体液・電解質量の異常―症状と診断;水・電解質・栄養素の維持量)
2. 輸液剤の種類と組成(輸液剤の種類と適応;輸液剤の注入速度;輸液剤の配合禁忌)
3. 輸液器具とその用い方(輸液セット;点滴注射針およびカテーテル;自動輸液調節装置と輸液ポンプ)
4. 輸液療法の実際(輸液治療の一般的方針;症状別の輸液方針;特定の疾患に対する輸液治療)