出版社内容情報
《内容》 腎生検により、腎疾患の診断の確定、治療方針の確立、予後の推定、病因の解明などが可能となり、現在ではこの分野において必要不可欠なものとなっている。 本書は、医学生・研修医や腎疾患にはじめて取り組む医師のために、カラー図を中心にし、その理解を平易なものに編集がなされた好著である。
内容説明
本書は、医学部の学生、臨床研修医や腎疾患にはじめて取り組む医師にとって理解し易いように図を中心にわかり易さをセールスポイントに編集した。項目的には、腎生検の適応から染色法の解説、各種腎疾患の概念、生検診断のポイント等について簡潔、明瞭に記載、原稿の隙間には、電顕写真を配して気分転換を試みた。
目次
腎生検の適応と禁忌
腎生検の手技、消毒、注意点、合併症(管理・予防)
腎臓の正常構造と用語の説明、疾患分類
染色法(蛍光抗体法、電顕)と遺伝子解析
AGN(管内増殖性糸球体腎炎)
メサンギウム増殖性糸球体腎炎
IgA腎症、Henoch‐Sch¨onlein purpura腎炎
微小糸球体病変、巣状糸球体硬化症
膜性腎症
MPGN、DDD〔ほか〕