出版社内容情報
《内容》 DICの研究でわが国の第一人者である著者の最新の著書。 これまでのDICについては、その凝血学的異常の面が強調されすぎたきらいがある。DICは全身的な病変であって臨床的な立場からの十分な理解が望ましい。その観点から本書をまとめた。
内容説明
本書は最も極端な血栓傾向と考えられるDIC(disseminated intravascular coagulation,播種性血管内凝固)を取り扱っている。これまでDICについては、その凝血学的な異常の面がいささか強調されすぎたきらいがあるが、DICは全身的な病変をきたすので、臨床的な立場からの十分な理解が望ましく、本書はできるだけこのような観点から記述している。
目次
第1章 DICの概念
第2章 DICを生じやすい疾患と考えられる発現機序
第3章 DICの検査所見
第4章 DICの臨床症状と病型
第5章 DICの診断
第6章 DICの治療
第7章 DICの予後と病理所見