内容説明
本書は、ある種の偏微分方程式の基本解の構成という問題に超準解析を応用するという目的で書かれている。より具体的にいうと、基本解を構成する一つの方法として物理学者のR.P.Feynmanが提唱した経路積分という方法を、経路空間上の測度を構成することによって数学的に合理化しようというわけである。
目次
第1章 経路積分とは
第2章 ディラック方程式とノンスタンダードな測度
第3章 ディラック方程式とスタンダードな測度
第4章 シュレディンガー方程式とノンスタンダードな測度
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