出版社内容情報
岩田宏の詩、これは音楽を仲立ちにしてみんなで共有する詩ではないだろうか? 彼の詩は友人に対して読者に対して開かれている。それはもう連帯への信頼と呼んでもいいほどのものだ。─池澤夏樹
図書館協会選定図書
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
保山ひャン
1
小笠原豊樹名義で翻訳書も多数ある岩田宏の詩集成。言葉遊び、語呂合わせ、リフレイン多用で、歌を読んでいるようなリズム感があった。解説の池澤夏樹は、「最前線」に収録された「吾子に免許皆伝」が一番すきだと書いていた。(としよりにだけは気を許すな)ぼくは、「暦の囚人」人参は妊娠しろ、慈姑は具合がわるくなれ、芹を整理せよ。とか「最新かぞえ唄」も好きかな。2017/03/30
Hisashi Tokunaga
0
「大田文学ってどう」;「住所とギョウザ」にいきなり馬込だ。岩田宏こと小笠原さんは馬込文化圏の在住者でもある。2016/08/08