出版社内容情報
評論集
著者=平出 隆(ひらいで たかし)
装幀=亞令
詩は自分が詩であることを放擲するほどにも道を逸れる 平出隆 言葉の深層海流をたどる。
詩の行為は、言葉そのものが疑われ否定されてゆく過程に立つ。そこで、ひとつの到着地を、到着するやたちまち切り崩すものとなる。行為はこうして、休みなく、終りない。
目次
1 多方通交路(一九七九‐一九八〇)(否定と想像力;詩の過剰;腐臭と蘇生;経験をひらく鍵 ほか)
2 多方通行路(二〇〇〇‐二〇〇二)(日本詩歌の多面体;古いものの中の未来;単独者たちの一冊;私の中の複数の書き手 ほか)
著者等紹介
平出隆[ヒライデタカシ]
1950年、福岡県生れ
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