島幻記

島幻記

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  • サイズ A5判/ページ数 117p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784879955289
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C1092

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

保山ひャン

3
序詞ー島唄、島幻記、鱏、落柿論。夜になると海に潜ってしまう灯台、日がな岩の上で寝そべって過ごす呑気者一族、その翅粉で誰でも眠ってしまうというねむり虫、馬の首を鉢に植える、娘の皮を剥いで作る聖衣、最後コマのように回って生を終える、井戸から噴出する無数の蔵書票、熟柿のように落ちるアレ、など、物語のイメージの面白いことと言ったら!通夜で「まるで眠っているよう」と言われて覗いた死顔が、激しく表情を変え続ける詩には笑ってしまった。2017/08/14

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