内容説明
本書では、現在・時代を斬り結ぶ現代詩としての、未来を指向する表現行為としての、世界に向けて発信される芸術としての、「短歌」のあらゆる可能性を徹底的に検証し、真の伝統詩型とは何かを明らかにしている。
目次
現代詩としての短歌(短歌の構造;連作の力;主張する記号 ほか)
詩人たちの方向(幼神への挽歌―同性愛歌人としての釈迢空;ナイーヴな言語の悦び―出口王仁三郎の短歌;流刑者の歌集―与謝野晶子の『心の遠景』 ほか)
報告・それから、跋(歌人 in New York―報告として;Water Stone―跋として)