感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まろすけ
4
んー。『現代日本女性詩人85』というアンソロジーに著者の詩が載っていて、その詩は良かったんだけどな。本書はデビュー作なのかわかんないけど、浅いうえに自己愛強すぎて、ごめんなさいイマイチ。この詩集からじゃないけどそのアンソロジー掲載の詩『もの/に/なり/たい/な』みたいな段落の使い方は面白いのだが。本書は、むしろ詩よりもあとがきのほうに詩性を感じた『いつか、私がこの世の余白になるとき、本当に詩に溶けてゆける』まあこれもちょい陶酔入ってるけどキレはある。僕との相性の問題もある。女性が読むと刺さる詩集なのかも。2020/03/24
新地学@児童書病発動中
2
医学書のようなタイトルだが、実は詩集。難解なものが多い現代詩の中では読みやすい。あまりに口語的で、俗っぽくなっている面もある。それでも作者と子どもたちとのつながりを描いた詩は、深い愛情が感じられて良かった。2010/07/31




