内容説明
数多くの人との出会いに恵まれ、人生案内を受ける幸せを得た著者が、自ら選んだ対話7編。人間の生き方について、ともに考え、思いを深め、確かな姿勢で時代に立ち向かうために。
目次
学問と運動をつなぐもの―一灯をかかげて暗夜をゆく(丸木政臣)
文学者として考えつめていること―核廃絶を政府の問題として(木下順二)
たとえひとりにおかれても―森有礼のこと、宮本百合子のこと、核廃絶のこと(関屋綾子)
ふるさとに文学を求めて―「おりん口伝」「おりん母子伝」をめぐって(松田解子)
底辺から社会をみつめて―「山桜のうた」(塩田庄兵衛)
われら地球家族―ひらがなで平和を語る(アグネス・チャン 木津川計)
中江兆民と日本の近代―「三酔人経綸問答」その他(木下順二)
大河内一男先生を偲んで―大河内先生の業績と社会的役割(沼田稲次郎)
塩田庄兵衛氏のこと(木下順二)
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- 和書
- 板谷バカ三代 角川文庫