「世界」文学論序説―日本近現代の文学的変容

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「世界」文学論序説―日本近現代の文学的変容

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  • サイズ 46判/ページ数 560p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784879844606
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

「世界」という言葉は、地理的な拡がりを意味するとともに、「世界観」の語が端的に示すように主観的意識も含意する。日本近現代文学の「世界」をめぐる展開をあとづけながら、近年の世界文学論流行のなかで見失われてしまった主観的・心的な「世界」という観点から考究する、新しい世界文学論。

目次

第一章 「世界」文学試論―貧乏的世界文学の系譜と村上春樹
第二章 「世界」表象の歴史と近代小説の形成
第三章 近代文学の現象学的転回
第四章 感情移入の機制―他なる「世界」に生きる“演技”
第五章 小説家としての正岡子規―先駆する「写生」
第六章 現代文学と“想像力”の問題―村上春樹の場合
終章 「世界」の消滅のあとさき―“経験的‐計算論的二重体”の時代に

著者等紹介

坂口周[サカグチシュウ]
1977年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。英国・ロンドン大学ゴールドスミス校大学院修士課程メディア&コミュニケーション専攻修了。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。現在、福岡女子大学国際文理学部准教授。専攻は日本近現代文学・文化研究。「運動する写生―映画の時代の子規」で第57回群像新人文学賞(講談社主催)評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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