イタリアの文化と日本―日本におけるイタリア学の歴史

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イタリアの文化と日本―日本におけるイタリア学の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784879844361
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0070

内容説明

日本におけるイタリア文化の特異なプレゼンス。日本の近代化において、英・独・仏ら強国への視線とは異なるまなざしで参照されてきたイタリア。その文化はどのように導き入れられ、解釈され、浸透してきたのか。文学、思想から美術、音楽、映画や演劇まで、各分野における受容と展開のさまを歴史的に考察し、見出された知の体系を、これからも営まれ続けるイタリア学の将来に手渡す。

目次

第1部 文学(ダンテからルネサンスまで―人文学と翻訳の使命;啓蒙主義とロマン派;ファシズム期と戦後;女性の言葉による世界)
第2部 思想(中世から初期人文主義まで;ルネサンスと近世;新観念論から現代思想まで)
第3部 芸術(美術―美術史教育と美術史研究、コレクション、展覧会;音楽―イタリア音楽の二つの顔、音の学と楽;映画―イタリアン・スペクタクルの衝撃;演劇―ピランデッロからフォーまで 近代演劇の革新者たち)
イタリア文化の本質性―あとがきにかえて

著者等紹介

石井元章[イシイモトアキ]
東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美術史学専門分野博士課程修了、ピサ高等師範学校大学院文哲学コース博士課程修了(文学博士)大阪芸術大学教授。専攻はルネサンス・イタリア美術史、近代日伊交流史、日本近代美術史

石田聖子[イシダサトコ]
東京外国語大学大学院博士後期課程修了、ボローニャ大学大学院博士後期課程修了。博士(学術、映画演劇学)。名古屋外国語大学世界教養学部准教授。専攻はイタリア文学と映画。特に現代イタリアにおける文学と映画の関係についてメディア論やモダニティなど多角的な観点から考察している

カンパニョーラ,フランチェスコ[カンパニョーラ,フランチェスコ] [Campagnola,Francesco]
パリ高等師範学校(EPHE)とソルボンヌ・パリ第4大学で近代思想史の博士号を、ストラスブール大学でHDR(Habilitation ´a diriger des reserches=フランスにおける最高学位)を取得。これまで、マリー・キュリー財団、日本学術振興会、国際交流基金、フルブライト、FWOやFCTなどのフェローシップや研究費補助金を受けてきた。リスボン大学主任研究員(准教授に相当)。専攻はイングランドとアイルランドにおける十八世紀の哲学。近代日本におけるルネサンスの表象に関する著作の出版を間近に控える

菊池正和[キクチマサカズ]
京都大学大学院文学研究科博士後期課程、研究指導認定退学。修士(文学)。大阪大学大学院人文学研究科教授。専攻はイタリア近現代文学。一九世紀後半から二〇世紀前半にかけてのイタリア演劇、特に、ルイジ・ピランデッロやフィリッポ・トンマーゾ・マリネッティの劇作法の前衛性を考察している

國司航佑[クニシコウスケ]
京都大学大学院イタリア語学イタリア文学専修博士課程修了。博士(文学)。京都外国語大学准教授。専攻はヨーロッパ思想、ヨーロッパ文学。特に、一九世紀の詩人・哲学者ジャコモ・レオパルディおよび二〇世紀の思想家ベネデット・クローチェを中心に、文学、哲学、歴史などの人文諸科学を学際的に研究している

霜田洋祐[シモダヨウスケ]
京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。大阪大学大学院人文学研究科講師

高田和文[タカダカズフミ]
東京外国語大学大学院外国語研究科修了。静岡文化芸術大学名誉教授

原基晶[ハラモトアキ]
博士(学術)。東海大学文化社会学部准教授。専門はイタリア文学・中世ルネサンス文化

星野倫[ホシノヒトシ]
京都大学大学院文学研究科・イタリア語学イタリア文学専修・博士後期課程修了。博士(文学)。ダンテ研究者。専攻は、ダンテの哲学的研究

森田学[モリタマナブ]
昭和音楽大学特任准教授。サントリーホールオペラ・アカデミー講師。専攻は声楽(実践)および音楽学(音楽作劇法)、特にオペラを含む声楽曲の作られ方と演奏表現の関わりを理論と実践を通して研究している

山〓彩[ヤマサキアヤ]
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学大学院総合文化研究科准教授。専攻はイタリア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ふぁきべ

10
日本におけるイタリア文化の受容と関係性がテーマの一冊。大学生やアンテナを高く張っている一般向けとのことだが、内容的には深入りしていないだけでかなり専門的で、日本の一般社会におけるイタリアとその文化の関わり合いというよりは、学術的や思想的な関わり合いというニュアンスが強い。文学や哲学など一つの分野である程度専門的に興味を持っている分野がある方には強くお勧めする。あるいはこの本で取り上げられている分野で論文を書こうと考えている学生にとってはかなりいいLiterature reviewの開始点になると思う。2023/04/20

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