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内容説明
学校、家庭、地域の教育力の低下、受験競争やいじめ、格差拡大など子どもを取り巻く環境が厳しさを増す現代社会。そのなかで求められる、学校図書館の新たなあり方と可能性とは。「場としての図書館」(library as place)、「第三の場」(third places)、デューイの「新教育」といった理論・概念を踏まえて、学際的、批判的な視座から学校図書館を分析。子どもたちが学級や学校の枠を越えて共に学び、共に生きる「場」としての学校図書館について検討し、その教育的・文化的機能と価値、社会的意義と役割を考察する。
目次
第1部 「場としての図書館」(“Library as Place”)研究(新しい批判的図書館研究としての「場としての図書館」(“Library as Place”)研究―研究の枠組みと方法
「場」としての学校図書館)
第2部 「第三の場」と図書館―定義と効用、先行研究(「第三の場」の定義と効用;「第三の場」を扱った先行研究)
第3部 「第三の場」としての学校図書館の意義と可能性(学校図書館におけるフィールドワーク調査;「第三の場」としての学校図書館における「交流」・「文化」機能の意義と可能性)
著者等紹介
久野和子[クノカズコ]
2014年神戸女子大学文学部教育学科准教授(図書館情報学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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