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目次
第１部 世紀転換期ベルギーと象徴主義
第２部 ベルギーにおける象徴主義と「アンティミスム」
第３部 ベルギーにおける象徴主義と「北方性」
第４部 ベルギー・オランダ語圏における象徴主義
第５部 ワロニーにおける象徴主義
結部 「北方」の想像力
著者等紹介
三田順［ミタジュン］
北里大学一般教育部講師。専攻は比較文学（ベルギーにおける象徴主義文学、美術）。博士（学術、一橋大学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Yoko Kakutani 角谷洋子／K
2
ベルギー象徴主義の周辺芸術を、ベルギー国内のオランダ語文化圏とフランス語文化圏の葛藤にまで踏み込んで浩瀚な知識で描ききった大著。デルヴィルと理想主義の関わり、ハマスホイとグザヴィエ・メルリの画風の比較、アンティミスムという側面から分析するベルギー絵画の章などが印象に残った。ローデンバックの『死都ブリュージュ』がベルギー国内で不評をかったことなども、いろいろと考えさせられる。2020/04/12
