内容説明
アメリカ史上、大規模な戦争を免れた世代はこれまでない。そしてその戦争の記憶の仕方こそが、アメリカ国民のアイデンティティを形成する上で決定的な役割をはたしてきた―。
目次
第1章 戦争のなかで創り出された国の記憶
第2章 南北戦争の二つの遺産―記憶をめぐる対立と和解
第3章 「戦争をなくすための戦争」を記憶する
第4章 「よい戦争」としての第二次世界大戦、そして新しい記憶のありかた
第5章 朝鮮戦争からベトナム慰霊碑へ
著者等紹介
ピーラー,G.カート[ピーラー,G.カート] [Piehler,G.Kurt]
1961年、ニューヨーク市に生まれる。ドゥルー(Drew)大学を卒業後、ラトガーズ(Rutgers)大学大学院のジョン・チェンバーズ(John Chambers,2)教授の下で歴史学を専攻し、1990年に博士号取得。現職はフロリダ州立大学准教授。歴史学部でアメリカ史を担当し、また同大学付属の「第2次世界大戦と人類の経験研究所」所長を務める。戦争と社会の関係、とくに第2次世界大戦がアメリカ社会に与えた影響に関心をもつ。また、オーラル・ヒストリーの豊富な実践経験があり、歴史と記憶の関係についての関心をもち続けている
島田眞杉[シマダマスギ]
1945年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。島根大学、奈良教育大学、京都大学大学院人間・環境学研究科に勤務。京都大学名誉教授
布施将夫[フセマサオ]
1971年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間・環境学)。現在、京都外国語大学専任講師
岩本修[イワモトオサム]
1978年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、愛知県立一宮高校英語科教諭
藤岡真樹[フジオカマサキ]
1979年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程在学中
森山貴仁[モリヤマタカヒト]
1983年生まれ。京都大学大学院人間環境学研究科博士後期課程、およびフロリダ州立大学大学院博士課程に在学中
金子典生[カネコノリオ]
1984年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。現在、私立淳心学園中学・高等学校社会科教諭(世界史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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