目次
はじめに―フリースクール(オルタナティブスクール)運動から学び引き継ぐもの
社会との関係の中で育つ子どもたち
市民による協同の力で支える子どもたちの学習権
地域が持つ包摂力によって支えられる子育て
子どもと共に考え、親と子の共同の力で作りだした学びの場
「教育」のオルタナティブとしての「学び」再帰運動の意味
「運動」としての子ども・若者の居場所論
あとがきにかえて―子ども・若者の居場所づくり運動から見た「三・一一原発事故」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゃくお
2
居場所づくりに携わってきた人々の対話によって構成された本。話し言葉を用いているため堅苦しい印象はないですが、まとまった話ではないので理解しづらい箇所がある。不登校の経験者が読むと賛同できない意見が多い。そもそも「原動力」を論議する時点でナンセンスですよ。「学校教育と学歴社会ふざけんな」という思いだけで充分なんです。高尚ぶった意見と自己の活動の正当化は見苦しい。分析に偏った姿勢は頭でっかちに感じ、インテリリベラリズムが敗北した様子によく似ている。私が子どもだったら彼らを頼らないでしょう。2020/07/05
ダンシング金次郎
0
1980年代以降、子ども・若者の居場所づくりをしてきた方々にインタビュー。2016/09/11