目次
第1章 パストラルとの訣別―『はるか群集を離れて』(一)
第2章 じゃじゃ馬バスシバ―『はるか群集を離れて』(二)
第3章 ウェセックスの時空間―『はるか群集を離れて』(三)
第4章 読み直す『カスターブリッジの町長』
第5章 粗暴な紋様―『ダーバヴィル家のテス』
第6章 アラベラのための弁明―『日陰者ジュード』(一)
第7章 リトル・ファーザー・タイムのための弁明―『日陰者ジュード』(二)
第8章 過剰な視線―『窮余の策』
第9章 不在のライバル―『塔上のふたり』
第10章 リアリズムを超えて―『恋の魂』
第11章 ハーディ最後のフィクション―『トマス・ハーディ伝』
第12章 現代批評理論とハーディ
著者等紹介
福岡忠雄[フクオカタダオ]
関西学院大学文学部文学言語学科英米文学専修教授。京都大学大学院文学研究科修了。滋賀大学経済学部を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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