内容説明
「境界」で生き、書きつづけたひとりの作家の全貌に迫る。
目次
ダニロ・キシュ―生涯と作品
第1部 初期作品―原点の創作(『屋根裏部屋』;『詩篇四四』)
第2部 中期作品―自伝的三部作(『若き日の哀しみ』;『庭、灰』;『砂時計』)
第3部 後期作品―短篇小説(『ボリス・ダヴィドヴィチの墓』;『死者の百科事典』;「自由亡命」という選択)
境界の作家ダニロ・キシュ
著者等紹介
奥彩子[オクアヤコ]
1976年京都生まれ。1999年、京都大学文学部卒業、ベオグラード大学文学部留学。2002年、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。2008年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科特任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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