内容説明
ギュンター・アイヒとヴォルフガング・ヒルデスハイマー。戦後ドイツで活躍した二人の不条理文学を“もうひとつの世界”への越境の試みとして描きだす。
目次
序章 戦後社会におけるアイヒとヒルデスハイマー
1 ヴォルフガング・ヒルデスハイマー(沈黙する世界(一九五八~一九七三)
現実性の創出(一九七五~一九八一))
2 ギュンター・アイヒ(自然との合意(一九三〇~一九四八)
神秘の言葉を求めて(一九五〇~一九五八)
アナーキズムの言語へ(一九五八~一九七一))
終章 「もうひとつの世界」をめぐって
著者等紹介
青地伯水[アオジハクスイ]
1963年、京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定。京都府立大学文学部文学科西洋文学専攻ドイツ語ドイツ文学講座助教授
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