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内容説明
存在とは、絶対的に、“複数‐で‐共に‐ある”ことである。「大文字の他者」は存在しない。“複数で単数”の共‐存在から存在論を作り直さねばならない。『無為の共同体』を越えて「われわれ」を思考するナンシーの主著。
目次
複数にして単数の存在について(われわれが意味であるということ;人々は奇妙なものだ;根源に到達すること ほか)
戦争、権利、主権―テクネー(それでもなお、戦争、至高の諸目的;エコテクニー)
混交の称揚
出来事の不意撃ち
人間の法外さ
著者等紹介
ナンシー,ジャン=リュック[ナンシー,ジャンリュック][Nancy,Jean‐Luc]
1940年生まれ。ストラスブール大学名誉教授。「ジャック・デリダ以後」の世代を代表する哲学者として、僚友のフィリップ・ラクー=ラバルトとともに、旺盛な活動を続けている。多数の著書がある
加藤恵介[カトウケイスケ]
1958年生まれ。神戸山手大学教員。哲学
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