ホワイトヘッド著作集 〈第13巻〉 思考の諸様態

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ホワイトヘッド著作集 〈第13巻〉 思考の諸様態

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  • サイズ B6判/ページ数 258p
  • 商品コード 9784879840127
  • NDC分類 133.5

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wadaya

11
ホワイトヘッドは初めに「重要性」と「事態」について述べている。我々は事態から逃れることができない。これが重要性の根底にある。我々は重要性があるからこそ意識を集中させる。つまり事態に留意している。この二つの概念は対比的で相手を必要とする。「存在」という概念は存在するものの環境を巻き込む。それだけで単独に存在することはない。必ず他の存在概念と共にある。そしてこの「環境」という概念が「more and less」(より以上、より以下)という概念を導く。「重要性」という概念もまた環境に関わっている。何かが重要で→2021/05/01

Bartleby

9
『過程と実在』を読む前にこれを読むべきだった。数学者・哲学者ホワイトヘッドの講義。難解な彼の哲学のイメージをつかむにはもってこい。世界は私たちに内在していると同時に外在している(ちょっとこれには語弊があるが)。だからこそ経験の分析は一筋縄ではいかない。これって数学についてもまったくそうで、数学がいかにメタレベルを上げようと、つねに抽象と具体をともに含みもつ学問だ(人間がすることだから当然といえは当然)。ホワイトヘッドの経験分析はこの、数学の両義的イメージを頭に入れておくと、より理解が深まると思った。2022/11/06

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